冷静になって考える、一時停止のススメ。
ニュース記事を読んでいると、どうしても批判的な思考が多くなる。
特にインターネットニュースは、キャッチーなタイトルで、人の感情に刺さるような記事が多く、どうしても感情的に反応してしまう。
バズるという言葉があるが、これは瞬間的にニュースが広がることを意味する。バズるためには、直観的に「シェアしたい」と思わせる必要がある。
現代では、記事を読んでいなくても、タイトルだけで何となく「重要な記事である」、「共有したい」と思わせて、リツートやイイねを押させる、そんなコピーに価値が置かれている。
私もそうだけれど、カッとなって反応したとときには、あまり良いことは起きない。一度冷静になって、ほんの数秒でも立ち止まる習慣を持ちたいものだ。
Gmailには数秒間であれば送信を取り消す機能が付いている。これはカッとなってしまった人間の過ちを減らす優れたアプローチである。この技術によって、言わなければいいことを言ってしまう悲劇がかなり防げているだろう。
情報が多い時代だからこそ、立ち止まって、冷静になって、一つ一つを丁寧に考えて行動したいものである。特に、感情が揺さぶられたときにこそ、一定時間思考を停止して、冷静になるようにしたいものである。