日本でドローンによる宅配は現実的とは思えない

www.asahi.com

 安倍晋三首相は5日、車の自動運転の2020年までの実用化や、小型無人飛行機(ドローン)による宅配の3年以内の実現などをめざし、規制緩和を加速させると表明した。成長分野のビジネスを進めやすくして、企業の研究開発などへの投資を増やし、経済成長につなげるねらいがある。

 

ドローンによる宅配って アメリカみたいに庭が広くて、さらに言えば国土が広くて物流コストが高いところで生きてくるサービスでしょう。日本にはあまりマッチしない。

 

日本みたいに、そもそもドローンが着地する庭がない、家と家の距離が近い、電柱と電線が密集しているケースでは、なかなか運用が難しいんじゃないかな。

 

ドローンは「宅配」よりも、「警備(セキュリティ)」での利用のほうが現実的だしメリットも大きいと思う。追跡用のドローン(何を追跡するかはさておき)って、動画や写真を取れるしGPSで追跡できるし、いいんじゃないかと思うんですけどね。

 

ドローンは安価だし、今のところ大した規制もないので、今後、個人利用での事故が増えるでしょうね。本日のニュースで2件も事故の記事がありました。

ドローンを見たらなるべく近づかないようにしたいものです。

 

■今日(2015年11月6日)のドローン事故ニュース