安倍首相、シリア難民の受け入れはしない

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「そして今回の難民に対する対応の問題であります。これはまさに国際社会で連携して取り組まなければならない課題であろうと思います。人口問題として申し上げれば、我々は移民を受け入れる前に、女性の活躍であり、高齢者の活躍であり、出生率を上げていくにはまだまだ打つべき手があるということでもあります。同時に、この難民の問題においては、日本は日本としての責任を果たしていきたいと考えております。それはまさに難民を生み出す土壌そのものを変えていくために、日本としては貢献をしていきたいと考えております」

ロイター通信は会見の内容を「安倍首相、シリア難民受け入れより国内問題解決が先」とのタイトルで報じた。

正直よく分かりません

まず「難民」というものがいまいちイメージできません。

日本に何千人、何万人とう人が保護を求めてやってくるという状況にリアリティを感じられないのです。

いえ、それはあることなんだと思います。北朝鮮が暴発して多くの人が逃げ出して、韓国や日本に保護を求めることはあるでしょう。

その場合（シリアからの難民の場合も同様に）、我々がなすべきことは何なのでしょう？

難民の定義

難民とはどういう人のことか、定義があるようです。

参考資料の国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のPDFには細かく定義が書かれていました。以下は一部抜粋です。

・・・「難民」とは次の者をいう。
人種、宗教、国籍もしくは特定の社会的集団の構成員であること又は政治的意見を理由に迫害を受けるおそれがあるという十分に理由のある恐怖を有するために、国籍国の外にいる者であって、その国籍国の保護を受けることができない者またはそのような恐怖を有するためにその国籍国の保護を受けることを望まない者・・・

こういう人は難民としては認めない、とか色々と条件があるようです。

難民として受けれた場合は、基本的な権利を与えるようですね。外務省の難民条約パンフレットにつらつらと書かれていました。

戻る祖国がない場合は、移住してきた外国人として、様々な権利を与えることになるのでしょう。

いずれ、彼らが労働者になり、納税者になり、日本国民になる、ということなのだと思います。