「数学」よりも「話術」が重要だとかいうアナウンサーがいて驚いた
高校って３年間しかないじゃないですか？しかも、その中で学校に行ってる時間で、授業って毎日６コマとか７コマしかないわけじゃないですか？英語は絶対必要でしょ？体育も大事だと思うし、高校時代に若者たちに、
「優先的に」何を教えたらいい？
っていう議論をするのであれば、それは、「サイン・コサイン・タンジェント」が最優先事項になるのか？ってところは「議論の余地があると思う」って言いたいわけです。
この方のことをよく知りませんが、あんまり頭は良くないですね。
老害、老害ジー、バカ男子とかまあ、下品な方ですね。
まず、「サイン・コサイン・タンジェント」を最優先事項にするなんて誰も言っていないんです・・・。その前提がまず間違っています。
どこの誰が、なによりも優先して「高校生には絶対にサイン・コサイン・タンジェントを教えなければならない！」、なんて拳を上げて主張しているのか、とうことです。アホか、と。
最近、やっと動き始めているけれど「性教育」もそう。年々、性病が若者たちの中で蔓延して、感染者数が増えていっています。性に対して、まるで「恥ずかしいこと」「タブー」みたいな風潮があって、バカみたいな男性向けＡＶとかをみて、そのまま女の子を乱暴に扱うバカ男子が多いらしいけれど、そんなもん…
学校でちゃんと教育しろよ！実践教育をちゃんとさせてさ。
この方は、性教育を教科として確立して、年に何時間もかけて教えるべき、
と思っているのでしょうか。
あんたアナウンサーで、本気でそう思っているなら、
TVでそのことを発言するほうがよっぽど影響力があると思うよ。
高校レベルでの教えることは、すぐに役立つ実践的なことである必要はありません。
宗教、哲学、文学は、すぐに役立つ学問ではありませんが、大切な分野です。
この方は「刑法」、「薬学」、「話術」を「数学」よりも優先的に学ぶべきだと主張しておられます。そして、数学を教えるならば、「刑法」、「薬学」、「話術」よりも優れている理由を述べるべきだと主張しています。
きっと数学が嫌いで嫌いでしかたないのでしょう。
サイン・コサイン・タンジェントなんて数時間で理解できることなのに・・・。
科学、工学の恩恵を受けて生きている私達が、その根幹である数学を少しでも理解しておくことは何も無駄ではないと思います。
何度も言いますが、高校で習う数学は難しいものではありません。超基礎です。
「刑法」、「薬学」、「話術」をどうしても高校で教えたいと言うのならば、ご自身で教えるか、教育課程を変える必要ある理由、その根拠を述べるべきですね。
私は、「刑法」、「薬学」よりも、「倫理」、「日本史」など、宗教、哲学、歴史（自国の）をきっちり理解させることの方がずっと重要だと思います。
「話術」って・・・。文化センターの講座じゃないんだからさ。
ま、私が言える一つのことは、TVは見ないほうがいいということですね。
高校生が見るTVの時間を少なくすることが、教養を高める効果的な手段の一つだと思います。
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