ベルギー劇場が五輪エンブレムの訴えを取り下げ
白紙撤回された2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムを巡り、ベルギーの劇場がみずからのロゴマークに似ているとして、IOC=国際オリンピック委員会に使用の差し止めを求めて提訴していましたが、IOCは、劇場が訴えを取り下げたことを明らかにしました。
もう皆さん忘れかけてる話題の続報です。
ベルギーの劇場が訴えを取り下げたというニュースです。
デザイナーは継続して争うようです。
そもそも五輪エンブレムと劇場ロゴは、似てるけれど模倣じゃないです。
この件では、そこまで叩かれていなかったはずです。
本質は、佐野研二郎氏が過去のデザインでトレースや模倣を常習的に行っていたのでは? という疑惑です。
そして、五輪エンブレムには原案があり、その原案も模倣されていたのではないか、ということです。
なので、ベルギー側が訴えを取り下げたことで、特に何かの疑惑が晴れたわけでもなく、佐野研二郎氏や組織委員会の潔白さが証明されたわけでもありません。
IOCと組織委員会はこれによってイメージ回復を狙っているのかもしれません。
しかし、国民は興味を失っていて、イメージがどうこうではなく、そもそも何が問題だったっけ? というレベルの記憶しか残っていないのです。
現代ではニュースは所詮エンターテイメントなんだな、と思う今日このごろです。