五輪エンブレムは盗作じゃなくても白紙撤回した方がよいのか?
法的には問題ないのか?
太田市美術館だけじゃなく、
名古屋の東山動物園のロゴマークも怪しいとかなんとか。
もう何がなんだか分からなくなってきたので、
この人の話題を取り上げるのもそろそろ終わりにします。
佐野さんの主張は明確で、全てにおいて、法的に問題ないと言っています。
問題があれば、裁判で争いましょうということ。
法的に問題ない(と考えている)ので、どうしようもない(する必要がない)というスタンスです。
私は一連の問題を、「法律上の問題」とは捉えていません。
「倫理観の問題」と捉えています。
その辺りに彼とは認識のズレがありますので、
話し合う余地はないと思います。
今後も佐野研二郎さんには、法律の範囲内で、
パクリと言われようが盗作と言われようが、
好き勝手デザインしてもらえば良いんじゃないでしょうか。
白紙撤回は難しいのか?
五輪エンブレムも法的には問題ない(という見解)。
なので、おそらくこのまま行くんでしょう。
五輪エンブレムについては、
ネットを中心にした佐野氏への批判、
疑念の感情を抑えることが難しそうなので、
盗作じゃなくても白紙撤回した方がよいのでは? と思います。
何度も書いていますが、
私は、五輪エンブレムは盗作ではないと思っています。
彼の奥様が言うように、
佐野さん側が取り下げるようなものでもないので、
決定権のある人、オリンピック協会のお偉いさんとかが、
沈静化に向けて動くべきです。
「私は白紙撤回すべきだと思う」と言う、審査員や関係者が、
一人くらい出てくるかと思ってたけど、出てきませんね。
手続き上、撤回は難しいんでしょうね。
国立競技場の問題も不明瞭だったし、
もう怪しさ満点オリンピック、って感じですね。
競技に参加する選手たちに影響が及ばないことを祈ります。