サッカー日本代表、こんな退屈な試合は視聴率が取れないだろう
「宇佐美や原口（元気）はこの2試合でいいプレーをを出せなかった。そういった選手は次戦は外して、他の選手を呼ぶべきだ。本田（圭佑）や香川だってクラブチームで2試合結果が出なければ叩かれる。選手は生き物。良い時もあれば悪い時もある。ハリルホジッチ監督は選手をもう固定化している。ロシアW杯まで協会と契約しているのかな？ ブラジルはカカ、イタリアはピルロを今も招集している。ベテランが出番をもらっている状況を見れば、若い選手も奮起する。同じポジションの選手がいい試合を出来ていなければ、別の選手が使ってもらおうと燃える。そしてその選手を実際に使う。それを繰り返して競争が生まれ、チームも強くなる」
昨日のイラン vs 日本代表の親善試合は１－１のドローでした。内容的にはイランの方が上回っていました。なんとか引き分けたという印象です。FIFAランキング通りの妥当な結果だったのかもしれません。
セルジオ越後氏の考察はその通りで、ハリルホジッチは負けるのに恐れていて、チャレンジングな人選ができないのでは？ と思います。アギーレジャパンの時は、賛否両論ある人選（親善試合）をして驚いた記憶があるけど、あれは彼の良い所だったなと、今になって思います。
実際、代表チームに呼んで、出場させてみないと、新しいヒーローは生まれません。そこは挑戦すべきところです。少なくとも親善試合なんだから、ある程度のチャレンジは必要だったはず。今回の試合も、シリア戦同様に前半の立ち上がりは何の改善もなく、どうしようもないものだったなと残念です。
この内容の試合を続けていると、TV視聴率は取れないな、と思います。試合が面白くないし、ニューヒーローが生まれる気配すらありません。実戦でコンビネーションを試している未完成のチームを見せられているという印象です。ラグビー日本代表のような、勢いが感じられません。
柔軟性のある選手選考と、未来や可能性を感じさせる「チャレンジングなゲーム」が見たいものです。
