なでしこジャパンはもう一度世界を取るつもりなら、根本的な改革が必要だ。

zasshi.news.yahoo.co.jp

 

なでしこジャパン中国戦、なんとか勝利。しかし内容は前の2試合と対して違いはない。後半の最後10分で2点取れたというだけの結果である。負けなかったという勝利の意味は大きいが。

前回の記事で佐々木則夫不要論を述べた。中国戦を見ていて、この即席のチームはいきなり東アジアカップに望んだわけで、事前の合宿やら準備期間がまったくもって足りていないのではないかという思いが強くなった。パスが下手とかコンビネーションが悪いとかTV見てる人たちは好き勝手言うけれど、いきなり集められたチームでいきなりガチンコ勝負やらされたら、そりゃパスもつながらない。選手もたまったもんじゃない。

それが代表の宿命だというのもわかるが、少なくとも監督やコーチは十分な準備ができる環境を整えるべきだし、その環境が整っていないのであれば、サッカー協会の上層部、世間やマスメディアに向けて主張すべきだ。何でもかんでも選手のせいにしがちな今の現状には納得できない。カミナリ落としてチームが強くなるわけないだろ、佐々木さん。選手が萎縮するだけだよ。

先のワールドカップのアメリカとの決勝戦、マスコミは美談ばかりを語っていたが、まったく戦略のない戦い方をして大敗し、明らかな力の違いを見せつけられたことを忘れてはならない。勝負の世界「言い訳は無用」なんて武士みたいなこと言ってるから超合理主義のアメリカに全く追いつかない。

もう一度世界を取るつもりがあるのなら、もっと根本的な改革が必要だ。その第一歩として、人選を変えるため、チーム作りを変えるため、若手を育てるため、まずは監督を変えるのが有効な一手だとあらためて思う。

 

firecold.hatenablog.com