デモで政策を変えてはいけない?

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 「デモで政策を変えてはいけない」という一部政治家の決めつけは、民主主義の本来の理念とは何の整合性もないが、嘘もつき続ければ事実として通用するとい う悪弊を踏襲するかのように、同じ台詞を何度も何度も繰り返し、日本式民主主義しか知らない日本人に「そうなのか」と信じ込ませようとしている。

そうなのか?

確かに、政府には、デモの意見に耳を傾ける度量は欲しいものです。

とは言え、デモで叫ぶだけで政策がコロコロ変わってしまうのもどうかと思うのです。デモは好きなだけすればよいと思いますが、デモをすれば決定事項を阻止できる、というのが本当の民主主義なのでしょうか?

 

デモで政策を変えてはいけないとは思いませんが、デモで政策が変わるべきとも思いません。

運動で政権を倒そうと思うのならクーデターしかありませんよ。

 

しかしまあ、数百万人がデモに参加すれば影響力はあるだろうな、とも思います。そんな状況が起こりえるのか、数百万人がデモをしている状況と、政府の次利率が40%前後であるという状況が、両立するのかは疑問ですけどね。

むしろ、鳩山政権のように、国民が呆れてしまった状況のほうが、支持率は下がるのです。デモしている状況では、支持派は逆に結束を固めて、支持率が低下しないのでは? という気がします。

 

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 わしが最も違和感を覚えるのは、あのデモ集団や、そこに参加する知識人・著名人たちは、「デモこそが民主主義」と勘違いしていることである。

週刊朝日の北原みのりのレポートを読むと、デモの中でシュプレヒコールが起こり、「民主主義って何だ!」と叫ぶと、「これだ!」と応えると言う。

やっぱり馬鹿なのだ。

かなり挑発的な意見ですが、的を射ている部分もある気がします。

ただ、彼らが、デモこそが民主主義と思っているのかは疑問です。

そういう人もいるでしょうが、現状に不安を感じて、なんとなくデモに参加している人が多数ではないでしょうか。

 

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さすがにデモが全く無意味とは思いません。

石原慎太郎はこういうことを言っちゃうから信用されないし、政党をまとめられないのです。

 

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近々、法案はサラッと追加するでしょう。

私はやはり、昨年の選挙時に安倍政権を大勝させたことで、すべて終わっているように思います。デモをやるならば、選挙前にすべきだった。

残念ながら、今何万人集めたって、運動のための運動にしか見えません。